心臓病の薬であがり症が治せる?
子供の頃、授業中に発表しようとするとドキドキして声が震えたり、頭が真っ白になったという経験はありませんか?
こうした症状は経験を重ねていくにつれ度胸もつき、年齢とともに改善される人が多いのですが、中には大人になっても治らない方がいます。
それどころか、社会的責任や仕事のプレッシャーから余計に症状が酷くなり、動機や息切れが激しくなったり、中には卒倒する人もいます。
こうしたあがり症は社会人として仕事をしていくうえでは、弱点であり、コンプレックスになることも多いですね。
あがり症を克服する薬として最近注目を集めているものにインデラルがあります。
これは本来、精神的な症状への治療薬ではなく、高血圧、不整脈、狭心症などの心疾患患者の心拍の乱れを整えるための薬です。
ですが、あがり症の方がインデラルを服用して心拍数が上がるのを抑えることで、緊張がほぐれ、脳もそれに反応して上がりにくくなる作用が期待できるのです。