インデラルはあがり症だけでなく、緊張して失敗したくない場面で使える薬です
あがり症の気が自分にあると分かっていても、気が弱い奴だと思われるのが嫌で黙っている人は多そうです。
あがり症に役立つインデラルという治療薬をご存知でしょうか。
この薬は人が緊張すると分泌されるアドレナリンが心拍数をあげる要因と結合しないよう働きかける効果があり、医学的なアプローチから症状を未然に防いでくれます。
懐疑的な人の中には、薬を服用しても緊張自体したままならあがり症が改善されたとはいえないと主張する人もいますが、そもそも人が緊張していると自覚するのは、心拍が上がって息苦しさを覚えたり、手足が震えだすといった症状を感じた時ではないでしょうか。
そしてそのような状態の自分を認識する事により、さらに緊張してしまって悪循環に陥る事も考えられます。
なのであがり症になる最初の段階である心拍の増加をインデラルで予防するのは、有効な手立てなのです。
では、あがり症でない人間では活用できない薬かといえばそうでもありません。
どんな人間でも、絶対に失敗してはならない場面で緊張する事はあるでしょう。
たとえば結婚式のスピーチや取引先を交えたプレゼンなどがそれにあたりますが、最近ではそんな大事な場面をそつなくこなすためのツールとして、インデラルを活用する人も増えているそうです。